2016年02月03日

MBA留学に使える採用率50%のオススメ奨学金

前回に引き続き、MBA留学資金の調達方法を紹介します。


経営学修士(MBA) ブログランキングへ
IELTS ブログランキングへ

今回は、MBA留学に使える奨学金のうち、まだ知名度が高くなく、オススメの奨学金を2つ紹介します。





海外MBA留学に使える奨学金@日本学生支援機構(JASSO)海外留学支援制度(大学院学位取得型)


今まで、海外MBA留学に使える奨学金といえば、ロータリー財団による奨学金、フルブライト奨学金、伊藤国際教育財団奨学金、中島平和財団奨学金あたりが有名でしたが、これら以外にもビジネススクール留学にも利用できる奨学金が存在します。

その一つが、日本学生支援機構の海外留学支援制度(大学院学位取得型)です。

日本学生支援機構は、昨今、存在意義についていろいろと言われていますが、経済的理由により進学が困難な学生を援助する非常に価値のある活動をしています。

この海外留学支援制度(大学院学位取得型)もその一つです。

くわしくは募集要項を見ていただきたいのですが、奨学金の支給額を見ると、
@奨学金月額として148,000円から89,000円(留学先都市によって変わる。)。さらに
A 授業料(保険料等の各種経費は除く。)として1万米ドルから2,500,000円の間の額(平成26年度採用者実績平均177万円)
が支給されます。

これだけ見ると、留学資金をすべてカバーするには足りないと感じるかもしれませんが、もう一つの特典として、上記金額に加え、日本学生支援機構が提供する貸与型奨学金を併願できるとされています。

日本学生支援機構の貸与型奨学金は、一般の教育ローンに比べても極めて低金利ですので、絶対満額借りるべきですが、通常は日本の大学に在籍していないと申し込めないのです。しかし、海外留学支援制度(大学院学位取得型)の受給者に限り、日本学生支援機構の貸与型奨学金を受給するチャンスが与えられるのです。これを併給できれば、少なくとも留学中の生活費は十分まかなえるでしょう。

さて、海外留学支援制度(大学院学位取得型)がオススメできるもう一つのポイントが、その採用率の高さです。

公開されている採用実績によると、平成27年度は、修士の応募者111名に対し、34名が採用と、実に3分の1近い応募者が奨学金を受給しているのです。さらに遡って、平成26年には、修士の応募者78名に対し、半分以上の39名が採用され、さらに追加募集では54名中26名が採用されています。

これは、採用率数%の他の奨学金に比べ破格の採用率です。
唯一のネックは、応募書類が多岐にわたり、準備が面倒くさい点でしょうか。しかし、上記の高い採用率を考えれば、私費MBA留学生にとっては応募する価値のある奨学金と言えるでしょう。

海外MBA留学に使える奨学金A日本財団国際フェローシップ


こちらも聞き慣れないかも知れませんが、MBA留学にも使える奨学金です。

名前に奨学金と入っていないせいか、知名度はいまいちですが、逆に言えば競争率があまり高くない今が狙い目です。

ただ、応募資格が、@研究者、Aこれまで公益活動に従事していた人、B行政官に限られています。

MBAを目指す場合、AかB、特にAが多いと思うのですが、何が公益活動になるのかよくわかりません。

日本財団国際フェローシップは、最近スタートしたばかりの奨学金であり、今までの受給者がウェブサイトで確認できるのですが、これを見ると、当初は研究者と行政官ばかりですが、2015年には、弁護士や経団連職員の方が採用されています。

つまり、公益活動といっても、非営利活動である必要はなく、仕事に何らかの公益性があれば採用の可能性があるということです。

応募書類の中で自分の仕事がいかに公益性が高いのかをアピールできれば、一般の会社に努めている人であっても採用の可能性は十分にあるのではないかと思います。

受給内容について詳しくはウェブサイトで確認していただきたいのですが
「フェローには、学費・研究費(上限あり)、本人および帯同する扶養家族の1回分往復渡航費・保険料・住居費(以上、実費)、図書費(定額)などが支給されます。生活費は、帯同扶養家族の有無を基準にした規定額が支給されます。」

とされており、国家公務員の海外留学並みの手厚い援助が受けられることがわかります。

余談ですが、公務員はそもそも自分の所属省庁に留学制度があれば給料をもらいながら(つまり、一円も身銭を切ることなく)、どんなに高い学費の学校でも海外留学できるのです。また、人事院の留学制度もあります。

そのような制度があるにも関わらず、そのような制度に引っかからないような人材に対して、さらにこのような奨学金まで出してわざわざ国外に派遣する必要があるのか、はなはだ疑問です。

MBA留学に使える奨学金で知られていないものはまだまだありますので、今後も定期的に紹介したいと思います。

MBA留学を考え始めたらまず、この本を読んでください
。MBA留学の資金調達について、ごく一般的なことが触れられています。

エッセイと推薦状は、エッセイカウンセラーに高い金を払わなくてもこの本で十分対策できます。
新装版 大学院留学のためのエッセーと推薦状 (留学応援シリーズ)

posted by しゃっきー at 09:19| Comment(0) | MBA学費 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年01月30日

MBA学費資金の調達方法

以前にも書いたとおり、MBA私費留学にとって一番の難関はいかに高額な学費と生活費を含む留学資金を確保するかでしょう。前回の記事では、留学資金の調達方法として、大きく

1.他人のお金で賄う。

2.自己資金で賄う。

があることを紹介し、そのうち、1の他人のお金で賄う方法として、奨学金と教育ローンを紹介しました。


経営学修士(MBA) ブログランキングへ

このうち、MBA留学に使える奨学金のうち代表的なものとして、フルブライト奨学金伊藤国際教育財団奨学金平和中島財団奨学金および日本学生支援機構の奨学金があることを紹介しましたが、奨学金のデメリットとして、不確実性が高いこと、応募のハードルが高い事が挙げられます。

また、教育ローンについては、代表的なものとして、日本政策金融公庫千葉銀行の教育ローンを紹介しましたが、教育ローンのデメリットとして、基本的に日本で働き続ける人(継続して収入がある人)に借入人になってもらう必要があるというデメリットがあります。

MBA奨学金と教育ローンについてはまた改めて詳しく書きたいと思いますが、この2つ以外に、留学資金を確保する方法としては、以下のものがあります。









3.ビジネススクールのローン/奨学金制度を利用する。

4.フリーローンを利用する。

という方法があります。

3.ビジネススクールのローン/奨学金制度を利用する。


多くのビジネススクールでは、優秀な学生を確保するために学校独自のローン・奨学金制度を用意しています。これらに応募し、もし奨学金をGETできれば、経済的な負担はだいぶ楽になります。これらの制度は、選考基準として、GMATの成績を重視するものが多いです。あとは、ダイバーシティの観点から、マイノリティ出身のアプリカント向けの奨学金なども用意されています。

デメリットとしては、学校からオファーをもらうことが前提なので、不確実性が高いことが第一に挙げられます。例えば、学費は高いけど、奨学金を貰えれば通えるトップスクールに出願し、合格はしたけど奨学金をもらえませんでした、ということになったら、諦めるに諦めきれません。

また、これらのローン・奨学金制度の趣旨は、優秀な学生を入学させることにあるので、自分の実力よりも下の学校からの方がオファーが出やすいという点もデメリットと感じる人がいるかもしれません。実際、一度でもQSのMBAフェアに参加すると、その後、無名のビジネススクールから、奨学金があるから応募してくれというメールが毎週のように届くようになります。

4.フリーローンを利用する。


フリーローンとは、銀行やノンバンクが扱っている、用途を定めないローン商品の総称です。多くのローンは、自動車ローン、不動産ローン、教育ローンなどと、お金の使いみちが貸し手によって定められていますが、フリーローンは目的を限定せず、様々な用途に使うことが出来ます。また、多くの場合無担保での貸付です。ですので、留学資金が本当に足りない場合、フリーローンを使うことも考えられます。

ただ、フリーローンのデメリットとして、無担保であることから、融資額が小さく、留学資金全部を賄うのは難しいという点が挙げられます。ですので、あくまで自己資金で足りない分の補填という位置づけになります。

また、返済方法について、フリーローンは貸付の翌月から返済が始まりますので、留学期間中の返済額はきちんと日本の銀行口座に残しておく必要があります。したがって、借りた金額すべてを留学期間中に使いきってしまうと問題があります。

なお、フリーローンを借りるには、借り入れ時点で継続的な収入があることが必要条件です。したがって、MBA留学をするために会社をやめた後はもう借りられませんので気をつけてください。

詳しい借り入れの条件については下記のサイトを覗いてみてください。











ゼロからのMBA (新潮文庫)
ゼロからのMBA (新潮文庫)
" target="_blank">著者はNHKをやめてコロンビアに留学し、帰ってきてからMBAについていろいろ書いている人です。
posted by しゃっきー at 11:25| Comment(0) | MBA学費 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年06月27日

留学資金の調達方法 

私費でのMBA留学を考える場合に一番ネックになるのはやはりお金をどうやって工面するかです。

経営学修士(MBA) ブログランキングへ
アメリカの2年制ビジネススクールの学費は、Harvardで140,000ドル、Whartonで136,000ドル、Columbiaで133,000ドルと恐ろしく高いです。アメリカほど高く無いと言われるヨーロッパのMBAでも、London Business Schoolで102,000ドル、IMDで89,000ドル、INSEADで80,000ドルと、やはり高いです

このように、名の知れたビジネススクールに留学しようとすれば、学費だけで1000万円以上します。それに加えて、渡航費+生活費がかかりますので、米国のトップスクールに行くのであれば3000万円、欧州でも2000万円は最低必要になると考えてよいでしょう(そう考えると、MBA予備校の高い授業料も安く見えてくるから不思議です)。

問題はこの留学費用をどうやって調達するかですが、それには大きく2つの方法があります。

  1. 他人のお金で賄う。

  2. 自己資金で賄う。


まず、1番目の他人からお金を調達する方法には、大きく分けて、金融機関からの借り入れと奨学金があります。

金融機関から借りる場合、まず考えられるのが教育ローンです。ただ、注意しなければならないのは、金融機関が提供している教育ローンは、基本的に子どもの教育(留学を含む)資金のために親が借りることを想定しており、借主本人が留学に行く場合には使えません。この場合、本人の親が借主となる必要があります。したがって、親が健在でかつまだ働いており、子どものために教育ローンを借りてくれることが条件となります。このような教育ローンを扱っている金融機関としては、

があります。
親に借り入れ人になってもらうのが難しい場合、利率は高くなりますが、フリーローンも考えられます。また、金融機関からでなくても、家族や友人からお金を借りることも検討してもよいかもしれません。

次に奨学金ですが、MBA留学に使える奨学金としては以下のものが知られています。

  1. フルブライト奨学金

  2. 伊藤国際教育財団奨学金

  3. 平和中島財団奨学金

  4. 学生支援機構の海外留学支援制度



これらの他にも海外留学に使える奨学金はたくさんあります。学生支援機構のHPで調べられます。
ただし、当然のことながら、これらの奨学金をGetするのは、並大抵のことではありません。

このように考えると、やはり、自己資金で留学費用全てを賄うことができればそれが一番と言えます。

なお、留学資金を円貨で貯蓄した場合、留学前、留学中に外貨にコンバージョンする必要がありますがこれには為替リスクがつきまといます。為替リスクを最小限に抑えるためには、貯蓄を外貨で貯めるのが一番です。私は、マネーパートナーズというFX業者の両替(外貨購入)サービスを利用しました。同社はほかのFX業者と違い、両替した外貨をそのまま他行の外貨預金口座(シティバンクのマルチマネー口座等)や、マネパカードという海外で使えるプリペイドカードに移動できる点が魅力だったからです。もっとも、ほかにもたくさん業者はあるので自分で調べてみると良いかもしれません。

なお、マネパカードは、FXのようなリスクはありませんので誰にでもオススメできます。


posted by しゃっきー at 02:44| Comment(0) | MBA学費 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする