2016年01月30日

MBA学費資金の調達方法

以前にも書いたとおり、MBA私費留学にとって一番の難関はいかに高額な学費と生活費を含む留学資金を確保するかでしょう。前回の記事では、留学資金の調達方法として、大きく

1.他人のお金で賄う。

2.自己資金で賄う。

があることを紹介し、そのうち、1の他人のお金で賄う方法として、奨学金と教育ローンを紹介しました。


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このうち、MBA留学に使える奨学金のうち代表的なものとして、フルブライト奨学金伊藤国際教育財団奨学金平和中島財団奨学金および日本学生支援機構の奨学金があることを紹介しましたが、奨学金のデメリットとして、不確実性が高いこと、応募のハードルが高い事が挙げられます。

また、教育ローンについては、代表的なものとして、日本政策金融公庫千葉銀行の教育ローンを紹介しましたが、教育ローンのデメリットとして、基本的に日本で働き続ける人(継続して収入がある人)に借入人になってもらう必要があるというデメリットがあります。

MBA奨学金と教育ローンについてはまた改めて詳しく書きたいと思いますが、この2つ以外に、留学資金を確保する方法としては、以下のものがあります。









3.ビジネススクールのローン/奨学金制度を利用する。

4.フリーローンを利用する。

という方法があります。

3.ビジネススクールのローン/奨学金制度を利用する。


多くのビジネススクールでは、優秀な学生を確保するために学校独自のローン・奨学金制度を用意しています。これらに応募し、もし奨学金をGETできれば、経済的な負担はだいぶ楽になります。これらの制度は、選考基準として、GMATの成績を重視するものが多いです。あとは、ダイバーシティの観点から、マイノリティ出身のアプリカント向けの奨学金なども用意されています。

デメリットとしては、学校からオファーをもらうことが前提なので、不確実性が高いことが第一に挙げられます。例えば、学費は高いけど、奨学金を貰えれば通えるトップスクールに出願し、合格はしたけど奨学金をもらえませんでした、ということになったら、諦めるに諦めきれません。

また、これらのローン・奨学金制度の趣旨は、優秀な学生を入学させることにあるので、自分の実力よりも下の学校からの方がオファーが出やすいという点もデメリットと感じる人がいるかもしれません。実際、一度でもQSのMBAフェアに参加すると、その後、無名のビジネススクールから、奨学金があるから応募してくれというメールが毎週のように届くようになります。

4.フリーローンを利用する。


フリーローンとは、銀行やノンバンクが扱っている、用途を定めないローン商品の総称です。多くのローンは、自動車ローン、不動産ローン、教育ローンなどと、お金の使いみちが貸し手によって定められていますが、フリーローンは目的を限定せず、様々な用途に使うことが出来ます。また、多くの場合無担保での貸付です。ですので、留学資金が本当に足りない場合、フリーローンを使うことも考えられます。

ただ、フリーローンのデメリットとして、無担保であることから、融資額が小さく、留学資金全部を賄うのは難しいという点が挙げられます。ですので、あくまで自己資金で足りない分の補填という位置づけになります。

また、返済方法について、フリーローンは貸付の翌月から返済が始まりますので、留学期間中の返済額はきちんと日本の銀行口座に残しておく必要があります。したがって、借りた金額すべてを留学期間中に使いきってしまうと問題があります。

なお、フリーローンを借りるには、借り入れ時点で継続的な収入があることが必要条件です。したがって、MBA留学をするために会社をやめた後はもう借りられませんので気をつけてください。

詳しい借り入れの条件については下記のサイトを覗いてみてください。











ゼロからのMBA (新潮文庫)
ゼロからのMBA (新潮文庫)
" target="_blank">著者はNHKをやめてコロンビアに留学し、帰ってきてからMBAについていろいろ書いている人です。
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2016年01月26日

欧州MBAランキング2016(フィナンシャル・タイムズ)

ファイナンシャル・タイムズの最新のグローバルMBAランキングが発表されました。
ヨーロッパのMBAを抽出したランキングがこちらです。(カッコ内はグローバルのランキング)
こちらは欧州ビジネススクールランキングと異なり、MBAコースのランキングとなります。


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上位はランキング常連校が占めました。1位のINSEADは、グローバルランキングでもハーバード大を押さえて初の1位に輝きました。フランスからは、他にHEC(欧州6位)、EDHEC(欧州25位)、グルノーブル(欧州27位)がランクインしています。INSEAD以外は、名門グランゼコールが運営するビジネススクールです。

スペインからはIE(欧州4位)、IESE(欧州7位)、ESADE(欧州8位)がランクインしています。順番は去年から関わっていませんが、IEとESADAがグローバルでの順位をキープしたのに対し、IESEはグローバルランキングを7位から16位に大幅に落としました。スペインのこの3つの学校の順位はFTとエコノミストでは毎回違っています

スイスからはIMD(欧州5位)とサンクトガレン(欧州20位)が、ドイツからはマンハイム(欧州18位)とESMT(欧州22位)がランクインしました。いずれも国内での評価が高い学校です。特にドイツのビジネススクールはこれから注目だと思います。

フィナンシャル・タイムズのランキングは、前にも書いたとおり、学校教育の質よりも、卒業生の卒業後の給料を重視しているという特徴がありますが、もう一つ、もともとイギリス発祥の新聞社であるため、イギリスおよびその植民地(カナダ、オーストラリア、インド、シンガポール)の学校が多くランクインしているという特徴があります。実際、アメリカおよびイギリス(及びその植民地)の国でランキングの大部分を占めており、3校以上ベスト100に送り込んだ国は、中国(7校)、フランス(4校)、スペイン(3校)のみです。

フィナンシャル・タイムズのお膝元であるイギリスからは当然多くの学校がランクインしています。

LBS以外は大学を母体とするビジネススクールです。今年の注目ポイントとして、ケンブリッジ・ジャッジがグローバルランキングを伸ばしたのに対し(13→10)、オックスフォード・サイードはランキングを落としています(22→28)。このままオックスブリッジの間の差が広がるのでしょうか。

また、以前にも指摘したとおり、イギリスのMBAについては大学の評価とビジネススクールの評価の逆転現象が起きており、大学の評価はそこまで高くないと言ってよいシティ大学、ストラスクライド大学、クランフィールド大学などが、ウォリック大学、ダラム大学、エディンバラ大学などの名門校と同等、またはより高く評価されています。

その他、リスボン大学(ポルトガル)、ユニバーシティ・カレッジ・ダブリン(アイルランド)、RSM(オランダ)など、小規模であるため卒業生が少なく、この種のランキングでは目立ちにくいものの、教育の質の点から評価の高い大学がぽつぽつとランクインしています。


1位(1) インシアード(フランス)
(INSEAD)
2位(3) ロンドンビジネススクール(イギリス)
(London Business School)
3位(10)ケンブリッジ大学ジャッジビジネススクール(イギリス)
(University of Cambridge: Judge)
4位(12)IEビジネススクール(スペイン)
(IE Business School)
5位(13)IMD(スイス)
(IMD)
6位(15)HEC(フランス)
(HEC School of Management)
7位(16)IESEビジネススクール(スペイン)
(IESE Business School)
8位(23)ESADEビジネススクール(スペイン)
(ESADE Business School)
9位(25)SDAボッコーニ(イタリア)
(SDA Bocconi)
10位(28)オックスフォード大学サイードビジネススクール(イギリス)
(University of Oxford: Said)
11位(35)インペリアル大学ビジネススクール(イギリス)
(Imperial College Business School)
11位(35)ランカスター大学マネジメントスクール(イギリス)
(Lancaster University Management School)
13位(37)シティ大学キャスビジネススクール(イギリス)
(City University: Cass)
14位(38)マンチェスター大学アリアンスビジネススクール(イギリス)
(Alliance Manchester Business School)
15位(40)リスボン大学(ポルトガル)
(The Lisbon MBA)
16位(42)エラスマス大学ロッテルダムスクールオブマネジメント(オランダ)
(Rotterdam School of Management, Erasmus University)
17位(46)ウォリック大学ビジネススクール(イギリス)
(Warwick Business School)
18位(49)マンハイム大学ビジネススクール(ドイツ)
(Mannheim Business School)
19位(57)クランフィールド大学スクールオブマネジメント(イギリス)
(Cranfield School of Management)
20位(60)サンクトガレン大学(スイス)
(University of St Gallen)
21位(63)ストラスクライド大学ビジネススクール(イギリス)
(University of Strathclyde Business School)
22位(64)ESMT(ドイツ)
(ESMT - European School of Management and Technology)
23位(66)ダラム大学ビジネススクール(イギリス)
(Durham University Business School)
24位(79)ユニバーシティ・カレッジ・ダブリン・スマーフィットビジネススクール(アイルランド)
(University College Dublin: Smurfit)
25位(84)EDHECビジネススクール(フランス)
(Edhec Business School)
26位(92)バーミンガム大学ビジネススクール(イギリス)
(Birmingham Business School)
27位(94)グルノーブル・ビジネススクール(フランス)
(Grenoble Ecole de Management)
28位(98)リーズ大学ビジネススクール(イギリス)
(Leeds University Business School)
28位(98)エディンバラ大学ビジネススクール(イギリス)
(University of Edinburgh Business School)
28位(98)バース大学スクールオブマネジメント(イギリス
(University of Bath School of Management)
posted by しゃっきー at 09:38| Comment(0) | 欧州MBAランキング | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年01月20日

独学でTOEFL100点突破のための総合対策

TOEFLも、大学入試に使われることになって以来、驚異的なペースで参考書が出ていますが、勉強のベースは公式問題集になります。

Official Guide to the TOEFL Test With CD-ROM, 4th Edition (Official Guide to the Toefl Ibt)


まずはこちらの公式過去問題集を購入することから始めましょう。そして付いているCD-ROMでひたすら過去問を解きます。CD-ROMから音源のみ抜いて、iPodやWalkman等に移すことができます。方法はインターネットで調べてください。

Official Guide to the TOEFL Test, 4th Edition (Official Guide to the Toefl Ibt)

Kindle版も出ています。分厚い本を持ち歩かなくて良いので個人的にはこちらのほうがおすすめです。スクリプトのページをブックマークしておけば、CDを聞きながらぱっとスクリプトを見ることができます。


ETS公認ガイドTOEFL iBT CD‐ROM版


英語の解説を読むのがかったるい人は、日本語でも公式本が出ています。ただし、問題数は英語版のほうが多いので、英語版のほうがおすすめ。TOEFL対策は、どれだけReal Testに近い問題を多く解くかにかかっています。


Official TOEFL iBT Tests with Audio (Educational Testing Service)


もう一冊の公式過去問題集です。こちらの方が青い本よりも難しいと感じる人もいるようです。公式問題集だけでは問題数が絶対的に不足していますのでこちらも公式問題集とセットで購入してください。
上記2冊(日本語版も加えれば3冊)以外に、TOEFL主催者が公表している公式問題として、サンプル問題があります。ETSのウェブサイトからサンプル問題がダウンロードできるのでそちらもダウンロードしましょう。


Barron's Toefl Ibt


公式問題集をやりこんでまだ足りない場合、予備校の問題集を解くことになります。Barronsは、問題形式屋がや異なると言われていますが、少なくともリスニングは本番よりも長くて難しいのでよい練習になります。

【CD3枚付】TOEFLテスト英単語3800 4訂版 (TOEFL(R)大戦略)


TOEFL対策用単語集も最近新しい物がどんどん出ていますが、多くの受験生が使っているのはこちらです。こちらを使っておけばまず間違いはありませんので、持っていなければこれを買ってください。
posted by しゃっきー at 04:59| Comment(0) | TOEFL対策 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年01月10日

IELTSライティング攻略法 おすすめオンラインサービス・添削講座

IELTSライティングのためのおすすめ参考書・教科書については以前の記事でも紹介しました。
IELTS7.0突破のためのWriting対策
IELTS7.0突破のためのWriting対策A

今回は、IELTSライティング対策(バンドスコア7.0以上)に有効なオンラインサービスを紹介します。IELTSのスピーキングとライティングは自分で客観的に評価をすることが困難なため、独学が難しい分野です。とはいえ、便利なオンラインサービスを使うことで、塾に通うことなく高いスコア(7.0位上)を取ることは可能です。

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UK Plus IELTSライティング添削講座



元試験官の方が運営されているIETLS教室による添削講座です。UK Plusは講師だけでなく生徒のレベルも非常に高く、MBAやLLM留学を目指す社会人が多く在籍しています。スクーリングがメインですが、添削サービスも非常に口コミの評判が高いです。Task1、Task2が各5問の計10問で受講料35000円とやや高めですが、添削コメントが非常に的確で、何が悪かったのか、どうすればより良くなるのか、わかりやすく教えてくれます。また、サンプル回答も非常に参考になります。価格に見合った結果が出ると思います。

マイチューター





Mytutorはオンライン英会話スクールの中でも講師の質が高いという口コミが多く、評判の人気スクールですが、IELTSの専門コースも提供しており、スピーキングだけでなくライティング対策もでき、多くのMBA受験生に利用されています。全50レッスンで29,800円、100レッスンで49,800円と、塾に通うのに比べると非常にリーズナブルです。IELTSのライティング対策にはやはり実際の問題をたくさん解くのが大事ですが、このコースではかなりの量の英語をかくことになりますので高い効果が期待できます。またスピーキング対策と同時に受講できるのも便利です。また、My tutorは、無料体験が可能ですので、まずは無料体験を試してみて、自分に合うかどうかチェックしてみましょう。

ベストティーチャー





ベストティーチャーは、オンライン英会話サービスも提供していますが、メインは一流企業・法人向けの英語研修サービスですので、講師・プログラムの質は非常に高いです。月額16,200円で追加料金無しで24時間いつでも好きなときに勉強できます。IELTS対策の専用ページがあり、勉強の進捗具合を確認したり、復習したりできます。MBAトップスクール合格者も多く利用しているサービスです。

どのサービスも評判の良いサービスですので、自分に合ったものを使うのがベストですが、特にMy tutorとベストティーチャーは無料体験が可能ですのでまずは無料体験をやってみて、続けられそうなものを選ぶのが良いと思います。金額的にはMy tutorの50レッスンコースか、ベストティーチャーを1,2ヶ月だけ続けるのが安いでしょうか。超短期で一気にスコアを引き上げたいのであればUK Plusもおすすめです。
posted by しゃっきー at 01:48| Comment(0) | IELTS Writing | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年01月06日

IELTSスピーキング攻略法4 おすすめ英会話教室

前回までで、IELTSスピーキング攻略のための考え方について書きましたが、今回は、実践的な練習方法について書きたいと思います。

IELTSのスピーキングは独学が最も難しいセクションといえるかも知れません。その理由のの一つは、テストが試験官との1対1での会話形式で行われることです。

普段、外国人と接する機会がない人にとっては、外国人と英語で会話するというだけで緊張してしまい、思ったことがスムーズに言えなくなってしまいます。

IELTSのスピーキングセクションの試験時間は15分ほどです。この内、実際に喋る時間は半分から3分の1程度です。

この短い時間に、自分の言いたいことを英語でうまく表現し、自分の実力を出しきることは至難の業です。ですので、スピーキング対策の最も有効な方法は、実際に外国人と喋ることです。

そのための最も安価で効率的な方法がオンライン英会話です。最近はオンライン英会話の会社が百花繚乱で選ぶのが非常に難しいです。以前、たくさんあるオンライン英会話の会社の中で運営のしっかりした会社を幾つか紹介しましたが、今回は特にレアジョブとベストティーチャーを紹介します。

オンラインレッスンのレアジョブ英会話




レアジョブは、オンライン英会話の草分け的存在です。講師の質・量とも兼ね備えており、初めてオンライン英会話をするのであればレアジョブがおすすめです。講師にあらかじめIELTS対策がしたいと申し出れば、IELTS向けの課題を出してくれます。

世界15カ国以上の講師から学びたいならベストティーチャー(Best Teacher)




ベストティーチャーは、オンライン英会話の中では授業料が高めに設定されていますが、その分サービスの質は非常に高いです。IELTSに特化したサービスもあり、忙しいMBA受験生が選択するオンライン英会話サービスの定番になりつつあります。

もう一つ、オンライン英会話ではなく英会話スクールですが、NOVAもおすすめです。
英会話のNOVA 安心の月謝制





NOVAはかつて強引なセールスで批判され倒産しましたが、復活したNOVAはかなり良心的な英会話塾に生まれ変わっています。何よりも優れているのはスケジュールの柔軟性です。毎月1万円で月四回、いつでも、好きな教室でレッスンを受けることが出来ます。もちろんコマが埋まっている場合には予約できませんが、早めに予約すれば十分レッスンを確保することが出来ますし、空いていれば当日でも参加できます。また、教室も都内にたくさんあるので、平日は会社近く、休日は自宅近くの教室に通うことも可能です。IELTS専門のコースはありませんが、レベルが高くなると、講師からあるトピックについて意見を求められたりしてディスカッションすることもありますのでIELTS対策として有効だと思います。

これらのスクールで毎日30分ずつ練習すれば、本番でも臆せず話すことができると思います。ただし、毎日レッスンを受けていても、毎回同じことばかり話してもしょうがないので、レッスンを受ける前に表現や単語などを勉強し、会話の中で試してみて、自分のものにしていく努力が必要です。
posted by しゃっきー at 10:19| Comment(0) | IELTS Speaking | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする