2015年03月27日

独学でのGMAT対策は可能か

GMATについて調べ始めると、GMATがいかに大変かについて書かれた受験生のブログを多く見かけます。それによって、あたかもGMATで目標点数を取るためには予備校に通うのが必須であるかのような印象を受けてしまいがちです。MBA受験生の多くは、周囲に必ずしも相談できる相手がいないため、ネットの情報を鵜呑みにしてしまいがちですが、実際にビジネススクールへ進学した人のうち、予備校に通っていない人も相当程度いるという事実を忘れてはいけません。

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海外経験のない純ドメの方でもMBAを目指す程度の知的バックグラウンドを持った人であれば、仕事をしながらでも半年もあればいわゆるトップスクールの書類選考に引っかかる程度のスコア(630から680くらい)を独学で取得することは可能です。算数が得意だったり、英語が得意な方であれば、700点以上もおそらく可能でしょう。

よく、高いお金を払ってGMAT予備校に通うメリットとして、忙しい社会人が効率よくスコアメイクするために時間をお金で買うと言われることがあります。しかし、本当に忙しい社会人はそれこそ平日週末問わず朝から深夜まで働いているので、学校に通う暇さえないはずです。そういう方は、深夜タクシーで帰宅した後朝方までの時間や、移動中、ランチタイムなどの細切れ時間を自習に充てて、ちゃんとGMATで目標スコアをとっているのです。予備校の宣伝に騙されてはいけません、と言いたいです。

前置きが長くなりましたが、ここからGMATを独習で攻略するための参考書を紹介します。
最新版 大学院留学のすべて 入学後絶対後悔しないための10のステップ (アスカカルチャー)


MBAに興味を持ったものの、GMAT?TOEFL?何それ?という人がはじめに読む本です。周りにMBAホルダーやMBA受験者がいない人は、これを読むと何をしなければいけないのかイメージが湧くと思います。表紙の女性が魅力的なんで、浮ついた本かと思いきや中身は結構現実的です。

最新版 大学院留学に必要な、GMAT(R) or GRE(R)テスト対策のすべて (アスカカルチャー)

上記のシリーズで、GMATとGREにフォーカスした本です。一部のビジネススクールではGREでGMATに大体できますが、GREで使われる英語はGMATよりさらにむずかしいので、一般的な日本人にとってはGMATが現実的な選択になります。
この本か、次のアゴスの本が、日本語でGMATについて解説した一般書の全てと言っていいと思います。どちらかを読んでイメージを掴んだら、後は英語の本に移りましょう。

新テスト対応版 MBA留学 GMAT完全攻略

日本のGMAT予備校の最大手であるアゴスが出しているGMATの解説本です。塾に通う人も、独学の人も一度は中身を読んだことがあるのではないでしょうか。各セクションの内容の説明だけでなく、攻略法的なことも書いてあるので、これ一冊だけでもかなりできるようになります。まず一冊買うのであればこれがオススメです。

日本語のGMATの参考書で市販されている本はこの3冊くらいです。実は日本人でGMATを受験している人数は極めて少ないため、一般書を売る市場が成立していないのです。そのため、多くの日本人アプリカントは、高額の学費を払って、予備校に通っています。

しかし、社費で留学する人はともかく、私費留学生は留学の準備にそんなバカ高い予備校の受講料を払う余裕がありません。そのような人はGMATを攻略できないのかというとそうではありません。ここに上げた日本語の本や、今後紹介する英語の参考書で勉強することにより、十分トップビジネススクールに入れるだけのスコアを獲得することが可能です。

予備校は、GMATが簡単だなどというと誰も入学してこないので、GMATは難しい、独学は無理だ、と言って不安を煽りますが(もちろんそうでない学校も有ります)、まずは参考書でひと通り勉強し、GMATを理解した上で、予備校を使うかどうかを判断すべきです。
posted by しゃっきー at 01:22| Comment(0) | GMAT | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

欧州MBAランキング(ビジネスウィーク)

Business Week Bloombergの公表している米国外MBAの2014年版が発表されています。

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1位 ウエスタン・ユニバーシティ・アイビー・スクール・オブ・ビジネス
Western University Ivey School of Business $80,200
1位はカナダのトップビジネススクールであるアイビースクールオブビジネスがランクインしています。Financial Times等ほかのランキングではほとんど登場したことのない学校ですので、知名度は(日本では)高くないかもしれませんが、その分、入学倍率は高くないと思います。ただ、今回1位を取ったことで人気が出るかもしれません。

2位 IEビジネススクール
IE University IE Business School $76,835 1,089人
2位はスペインのIEビジネススクールでした。様々なランキングで常に上位にランクしている、名門校と言っていいでしょう。アントレプレナーシップや、イノベーション、サステナビリティ、など、意識高いキーワードを掲げています。

3位 ヨーロピアン・スクール・オブ・マネジメント・アンド・テクノロジー
European School of Management & Technology $49,088 62人
去年のランク外から一気にジャンプアップしたドイツのヨーロピアンスクールオブマネジメント&テクノロジー(ESMT)が3位までランクインしています。その名の通り、技術系の学校です。イギリス以外の欧州の学校は基本的に1年制なので、学費が安いのが魅力の一つだと思います。

4位 ロンドン・ビジネス・スクール
London Business School $102,700 409
名門ロンドンビジネススクール(LBS)は4位にランクインしています。

5位 インシアード
INSEAD $80,693 1,024人
こちらも、ランキングの常連、フランスとシンガポールにキャンパスを持つINSEADは5位です。この種のランキングでは常にLBSの後塵を拝している気がしますね。

6位 ケンブリッジ大学ジャッジビジネススクール
University of Cambridge Judge Business School $72,892 145人
昨年何故かランクインしていなかったケンブリッジ大学ジャッジビジネススクールが6位に躍り出ています。伝統あるOxbridgeと比べると歴史の浅いビジネススクールですが、着実に実績を築いています。

7位 オックスフォード大学サイードビジネススクール
University of Oxford Saïd Business School $78,390 237人
7位はオックスフォード大学サイードビジネススクールです。ランキングでもオックスブリッジは並びますね。ソーシャルなんちゃらといったキーワードを押し出していますが、やはり看板はファイナンス系でしょう。

8位 IESEビジネススクール
IESE Business School $92,232 563人
8位はスペインのIESEビジネススクールでした。IEビジネススクールと名前が似すぎだと思います。

9位 IMD
IMD $89,322 90人
スイスの少人数制ビジネススクールであるIMDが9位です。比較的マチュアな学生が行くイメージが有りますが、それに比例してか学費も高めです。

10位 クイーン大学ビジネススクール
Queen's University Queen's School of Business $77,000
こちらもカナダの名門校、クイーン大学のビジネススクールが10位です。1位と10位がカナダの学校となっています。昔はMBAといえばアメリカというイメージでしたが、欧州、アジア、カナダなどいい学校が沢山出てきました。

MBAのランキングとしては、ほかにFinancial TimesとEconomistなどが有名ですが、ビジネスウィークブルームバーグのランキングはこれらとはだいぶメンツが変わってきます。その理由は、ビジネスウィークのランキング作成方法にあります。詳しい解説は省きますが、Businessweekは、学生からの聞き取り調査結果をランキングに強く反映させているため、大学のアカデミックな実力や企業からの評価を必ずしも反映していないと言われています。逆に、学生の実際の満足度を知る上では参考になるかも知れません。
posted by しゃっきー at 01:03| Comment(0) | 欧州MBAランキング | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年03月23日

TOEFL100点突破のためのSpeaking対策

TOEFLのSpeakingセクションも、対策が立てにくいセクションの一つです。結局経験を積むしかないのですが、IELTSのSpeakingセクションとの違いとして、問題がある程度予想できるというのがあります。そのため、予め答えを準備しておいてそれをしゃべるというのが、純ドメスティックにとって目標スコア達成の一番の早道です。

240 Speaking Topics with Sample Answers (120 Speaking Topics) (English Edition)


120 Speaking Topics with Sample Answers (English Edition)


この本は、TOEFLに頻出のトピックとそれに対する回答が大量に準備されています。使われている表現もこなれている割に、現実的(つまり超難しくない)で、おすすめです。ペーパーバック版もありますが、Kindle版を買って、スマホやタブレットで暇な時に(できれば声に出して)読みまくるのがオススメです。これだけでも、かなりスピーキングスコアが伸びます。
一冊1000円くらいなのにかなりボリュームが有りますのでコストパフォーマンスは最高です。


240 Basic Speaking Topics (120 Basic Speaking Topics) (English Edition)

上記の2冊で物足りない人はこちらのシリーズもどうぞ。

TOEFL TEST対策iBTスピーキング



日本語のスピーキング対策本として昔からある本。若干問題形式が今のものと異なるのと、無駄な記述が多い(ダメなスピーキングの例など)のが若干難点です。
posted by しゃっきー at 23:13| Comment(0) | TOEFL Speaking | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

TOEFL100点突破のためのWriting対策

TOEFLのWritingはIntegratedとIndependentに分かれます。この内Integratedは実質的にはListening(+Dictation)の試験ですので、英文ライティングの能力が問われているのはIndependentのみです。

こちらはIELTSと異なり、社会問題というよりは自分の経験を元にした意見を書くことが求められています。

Barron's Writing for the TOEFL iBT



この本に、TOEFLでよく聞かれるトピックとそれに対する解答例がたくさん書かれています。
この内容を全て覚えてしまえば、特にその場で考える必要はありません。
覚えると言っても、文章を覚えるというよりは、あるトピックに対する考え方や裏付ける事例をなんとなく覚えるというだけですので、それほど難しくないのではないかと思います。
posted by しゃっきー at 05:07| Comment(0) | TOEFL Writing | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

IELTS7.0突破のためのWriting対策A

IELTSのWriting Task2では、一般的な社会問題について論じるタイプの問題が多い。あるIssueに対して賛成か反対かを問われるのだが、ここで重要なのは、結論よりも、賛成なら賛成の、反対なら反対の意見を補強する事例をひねり出せるかどうかです。このアイデア出しという点で参考になるのが次の二冊。


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意見・考えを論理的に述べる英語表現集 (CD BOOK)

英文がこれでもかというほど載っています。もともと英検1級の受験者を想定読者としていたようですがIELTSにも応用可能。また、Speakingでも絶大な威力を発揮します。結構個々に載っているトピックが聞かれたりするので、直前に読んでおくといいと思います。



英語で意見を論理的に述べる技術とトレーニング


上記と同じシリーズですが、こちらはよりディベートに近い内容になっています。とはいえ、Writingにも使える(むしろSpeakingでこれだけの内容をしゃべるのは相当の上級者じゃないでしょうか。。)。

最初の方の、英語の似た意味の単語の微妙なニュアンスの違い(ClaimとArgueはどう違うのか)に関する説明が非常にわかりやすいので、この部分のためだけに買っても損はないです。テスト対策としてだけでなく英語知識として有用です。


英語で経済・政治・社会を討論する技術と表現(CD BOOK)


様々な社会問題(topical issue)について、アイデアや語彙をまとめてあります。ただ、詰め込みすぎて通読に耐えない本になってしまっています。レイアウトも非常に読みづらい。上記二冊で十分かも。
posted by しゃっきー at 04:45| Comment(0) | IELTS Writing | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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